2011年9月19日月曜日

自分の畑で野菜づくりスタート!

ついに、自分の畑に手をつけるときがきた。
一昨日の雨、そして明日からの雨を考えたときに、
たとえ運動会で疲れていようと、昨日の夕方しかもうチャンスはなかった。

「今日ひとりでもやるしかないかなあ。」
そう思ってたとき、まこちゃんが声をかけてくれた。
「ほな、今日やるか。もう今日しかあらへんやろ。」
天使の声だーーー!


春日に入っているまきんぐもちょうど運動会を見に来てたから、
夕方4時ごろから3人で畑作りをすることに。
機械、種、肥料などは、全部まこちゃんが用意してくれた。

そもそもなんでぼくが自分の畑を持ってるかと言うと、
つよっさん(小倉剛さん)のお母さんのおうちが空き家になっていて、使わせてくれたから。
はじめて野菜作りをするぼくにとっては、ちょうどいい大きさの畑だ。


それでは、作業開始しますか。
ちなみに日没がタイムリミットやから、もたもたしてられんなっ。


まずは、元肥として化学肥料、なたね粕、そして石灰と籾殻くん淡を土に適当にまく。
併せて、殺虫剤も好みでまく。



次は耕起。
普通は機械でやるらしいんだが、やっぱり最初は自分の力で耕してみたいやんか~
てなわけで、鍬で掘り起こしてみることにした。



まあ大方の予想通り、これはえらい。
もちろん、一気に広い面積起せないというのもあるが、深く掘ることができないのがさらに問題。
やっぱり野菜のことを考えると、機械でふわふわの土を作らんとな。

というわけで、早くも鍬から耕耘機にチェンジ($・・)/~~~



土を起せたら、次は畝づくり。

この前はええのうの耕耘機で畝を作ったが、今回は面積も小さいし鍬で溝を作っていくことに。
土はもうやわらかくなっとるから、掘り起すわけではなく、あくまでも溝となる部分の土をかき出して畝(山脈)をつくっていく。
でも力が入りすぎて堀すぎちゃうし、まっすぐ溝を作るのは簡単ではない。



ちなみに畝の幅や高さは、植える野菜の品種や何列で植えるかによって決めるらしい。
そういうの考えるのが農業のおもろいとこなんやな、きっと。
でもどの品種がどのくらいの大きさになるのかとかどのくらいの間隔で植えればいいのかとか全くわからないぼくらは、適当にバラバラの幅で作ってみた。


きれいに畝の形を整えたら、いよいよ種蒔き!
とにかくたくさんの種類の野菜を植えてみたいということで、栽培可能なものはすべてチョイス。
大根、白菜、キャベツ、ホウレンソウ、みずな、かぶ、。
白菜はまこちゃんが苗を作っておいてくれ、キャベツはこの前畑に残っていた苗を利用。
その他は、まこちゃんが用意してくれたいろんな品種の種を使用した。



上の写真が、もみがらを蒔いたあとの完成写真!

<左から1列目> 60日白菜、90日白菜
<左から2列目> おでん大根、秋晴(大根)、秋の夢(大根)
<右から2列目> 水菜、アトラス、あまいホウレンソウ
<右から1列目> 小カブ、日野菜、キャベツ、90日白菜

実に色とりどり(^^♪
種蒔いたのは昨日やから、上に書いた品種名と順番が合ってるのか自信がない笑
まあ芽がでてきたらなんとなくわかるやろ。


そんなこんなで、まこちゃんにところどころ手伝ってもらいながら日没までに終了~
運動会のあとにもかかわらず、ありがとう!
あとは毎日きちんと水をあげ、ときどき除草をすれば、野菜はすくすく育っていくのだとか。

よし、面倒臭がらずにやろう。
そして毎日Twitterで成長過程をつぶやいていこうかな。

楽しみながら育てるのが肝心だ。

2011年9月16日金曜日

稲刈り&野菜植え付け真っ只中!

初日依頼、組合の農業のお手伝いがなかなかできていない。
収穫期だと言うのに!

理由は2つある。
1)コンバインや運搬の大型車を扱うことができない。
2)ガソリンスタンドオーナーの晃さん(大家晃さん)が日中ほとんど刈り取りで出払っていて、ぼくが店番をしていなければならない。
技術的制約と業務的制約だ。仕方ない。

その中でもできる限りのことはやろうと思い、ちょこちょこお手伝いをしている。
今回はその中から3つのトピックをピックアップ。


●もみがら蒔きの達人に

この前のブログでも書いたように、種を蒔いた後の籾殻蒔きがホントにえらい。
その仕事を、再び別の畑でやるよう頼まれた。面積は前回より広い(@_@)

それでは、Before ⇒ After をお見せしましょう。

まず、Before。


そして、After!

合計1時間は蒔いてた気がする。。
でも、腰は曲げずに膝を曲げてバランスをとり、蟹歩きのように進んでいくというコツを掴んだことで、格段にスピードアップ。
下半身のいいトレーニングにもなったかな。

次もどんと来い!


●トラクターの刃の取り換え

なにやらスタンドに巨大トラクターが侵入してきたと思ったら、
まこちゃんと晃さんがトラクターの刃の取り換えを始めた。
ぼくも見てるわけにはいくまいと、ちょっと手伝わせてもらうが、これまたえっらい作業。


写真では分かりづらいが、トラクターだけあってそれぞれの刃は大きくて重い。
ねじを緩めて外すのも一苦労やし、新しい刃を付けるのはさらにえらい。
電動ねじ回しである程度はめこみ、最後は手のちからで締めめきゃいかんのだ。

非力なぼくはほとんど貢献できなかったけど、1時間弱かけてやっとこさ完了~


●キャベツの子どもを発見!

下の写真にキャベツの子どもがいます。
どこでしょう~??

                                                                    ↑
                                                                   ここ

台風で吹っ飛んだあとにかろうじて残ってた株。
新しく野菜を植えるために耕起していたところいくつか発見!(まこちゃんが)




10個ほど集めてポットに移し、これから作る自分の畑に植えることにした。
ただ、キャベツができるのが来年の3月らしく、ぼくが去った後の可能性が。。
うん、3月まで鮎河におることにしようかな。

早く野菜作りをはじめたい!

2011年9月14日水曜日

9/13 農業初体験

昨日は初日。
組合のビニールハウスで、日野菜と小カブの種蒔きをした。

今回の種蒔きは、台風で野菜が全部だめになってしまったせい。
まこちゃん(澤田真さん)は、「台風で全部だめになってしもうたわ。」と言いつつも、
自然の力には逆らえないと受け入れているようで、てきぱきと作業を開始する。
吉澤はその後を追う。

まこちゃんがなにやら赤い重機にそそくさと乗り込み、ビニールハウスの中へあっと言う間に突入。
「ガガガガガガガガガガガガガっ」
土が見る見るうちに掘り起こされていく。
これは、トラクターらしい。トラクターなら、ぼくでも聞いたことがある。
種を植える前の耕起用の重機だ。



ビニールハウスの畑ではないが、ぼくも操縦させてもらうことに!
運転席からの眺めは爽快~~。
意外と小回りの効く車で、行ったり来たりするのに最短距離でUターンができるように作られていることを実感。
運転が好きなぼくにとってはたまらない作業だった。




次は、耕耘機の出番。これは、土を掘って溝を作りつつ、両脇に畝を作るすぐれもの。
エンジンが付いているものの、後ろから手押しをする必要がある。
すいすい進むのかと思いきや、タイヤが土に食い込むからある程度の力で前に押してやらんといかんし、ときおり石が刃に食い込んでエンジンが停止するから、なかなかえらい。

で、まこちゃんには均等に5列の畝を作るよう頼まれたわけなのだが、
終わってみれば畝の幅がばっらばら。その後修正してもらうことにm(__)m
「はじめやししゃあないな。でもうまくいかんからこそおもろいやろ。」
うん、確かにおもろい。

畝がきれいにできたら、殺虫剤をまく。
(ちなみに、吉澤がランチをとっている間にまこちゃんがささっと仕上げてしまった。)

そしていよいよ種まき。
ミレーの絵のように、手でさあっーと蒔くのかと思いきや、こちらも機械が大活躍。
手で押して歩くだけで均等にまけるような仕組みになっているすぐれものだ。
5列のうち、4列が日野菜、1列が小カブ。
この作業は楽だった。ただ、種が植わっているのかどうか見えないのがちょっと残念。
とりあえず、みんなしっかり育ってくれと祈る。

これで終わりかと思ってまこちゃんを見ると、なにやらこれぞ「種まく人」のような光景が。
近づいてみると、もみがらをを蒔いている。
もみがらを蒔くことで、保湿効果があるそうだ。

やっと、種蒔く人ならず、もみがら蒔く人になれる!
意気揚々と始めたが、これがほんとにえらい><
適当にばらばらに蒔いても意味がないから、腰をかがめて万遍なく蒔かなきゃいけないのだ。
最初は手で蒔いていたのだが、全然進みが遅いから、途中でちりとりを使う作戦に。
これによりだんだんペースがあがってきたが、それでも30分くらいはひたすら蒔いてたかな。
今日はものすごい炎天下やったから、終わったときにゃあ、もうくたくた。




農業はほんとにえらいなと感じた瞬間だったが、なにはともあれこれで作業終了。
あとは、除草剤をまき、毎日水をあげ続けることで、芽が出て育っていくらしい。

毎日観察しに行くぞ!


<おまけ>

作業後まこちゃんのお家に行ったところ、お父さんに水やりを頼まれた。
日野菜と大根を育てている畑へ、じょうろでちょろちょろ。
他にも、ホウレンソウやかぶ、ミニトマトも育てているとのこと。



そういえばまこちゃんは、こないだねずみ大根という大根の種を嬉しそうに買っとったなあ。
農業は本気でやるとえらいけど、趣味の範囲では楽しいんだな。
ぼくも自分の畑を早く作りたい。